こんにちは、2回生のヨネダです!


今回は先日5月19日に実施したひかり拓本を用いたフィールドワークについて紹介したいと思います。


今回は4月から加入した新規メンバーも自分で石碑を撮影し、拓本化してみるという実践的なフィールドワークとなりました。


最初は仙台城入り口にある顕彰碑を撮影。

周辺の雑草を薙ぎ払って三脚のセッティングから始めるところから始まりました。


ここで大方、ひかり拓本の手順を理解し、次に市街地の方へ向かいました。


仙台市内には古いものでは中世のものから、新しいものは近代のものと多種多様な石碑や板碑が存在しています。


私が向かった大町西公園には主に近世以降の石碑がたくさんあり、そこの撮影に取りかかりました。

例えば、下のような汚れで字が読みにくくなったものも作業を経ると、、、

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右のようにくっきり読めるようになりました!



芭蕉の歌碑も筆使いのような細部まで読めるようになりました!


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最後に、この日収集した石碑の情報はマップ上に位置情報と共に記録され、視覚的にデータを一覧できるようにしました。


私たちはここで得た技術と記録を駆使して今後も石碑のデータ化などを行い、文化財の保護に貢献できるよう活動していこうと考えています!
またサークルでの活動を通じて、ひかり拓本の技術をより実践的かつ応用的に用いられるような人材を養成していくことも視野に入れて活動していくことが私たちの目標でもあります。