ご無沙汰しております。ツガルくんです。

5月に、同好会の仲間3名とともに福島県南相馬市を訪れ、「相馬野馬追」と「大悲山の摩崖仏」を見学してきました。

相馬野馬追 ― 千年の時を超える戦の神事

まず、常磐線に乗り原ノ町駅へ。そこから祭場へ向かいました。
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(写真:原ノ町駅の様子)旗指物がズラリと並び、祭りの雰囲気を漂わせています。

相馬野馬追は、今から千年以上昔に相馬氏の遠祖とされる平将門が下総国にて行った軍事演習が起源になったと伝えられています。

野馬追は神事であり、捕らえた馬を神馬として、氏神である妙見(妙見菩薩のこと。起源は中央アジア遊牧民の北極星信仰であり、日本では軍神として祀られた。)に奉納していたそうです。


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神旗争奪戦の様子
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高く打ち上げられた神旗をめぐり、甲冑を纏った騎馬武者が奪い合っています。当然けが人も発生し、途中で救急隊が呼ばれるなど騒然としていました。しかしながらこれはよくあることらしく、進行の方はいたって冷静にアナウンスをしていました…。

見事神旗をとった武者は、祭場地の上の丘にいる総大将、相馬家当主相馬言胤氏の下に参上します。



さて、野馬追を見学して次に向かうのは小高にある大悲山の摩崖仏です。

こちらは、国指定史跡になっているほか日本三大摩崖仏の一つに数えられている摩崖仏です。
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とにかく巨大!そして保存状態が良好!

普段は文化財保護の観点から覆屋の中に入っているのですが、偶然居合わせた小高市文化財課の方のご厚意で内側から見学させていただきました。
構成は、四体の如来と二体の菩薩、そして飛天が彫られています。

また、観音堂石仏は高さ9メートルある巨大な千手観音座像で、周囲には化仏が彫られていました。
阿弥陀堂は、かつては阿弥陀仏が刻まれていたそうですが、長年の侵食で風化していました。

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観音堂石仏 周囲の千手がよく残っていることがわかります。
これらの石仏群は、平安期に造立されたとされ東日本大震災を経て今に残る大変貴重な摩崖仏です。

常磐線桃内駅から徒歩20分ほどで到着するアクセス良好な場所でもあるため、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。