みなさんこんにちは、そして初めまして。昨年末よりこの災害研の古文書教室に参加しはじめました、凛(ハンドルネーム、男)です。
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今後私もこのブログを担当することになりましたので、どうぞ宜しくお願いします。

さて今回は私の初めてのブログ投稿ということで、古文書教室に入った経緯や古文書を読むことの魅力について書いていこうと思います。


そもそも私がこの古文書教室に入ったきっかけは、自分の所属する日本史専修のオリエンテーションで、先輩からこの教室の存在を教えて貰った事でした。元々博物館などで古文書を見ることは大好きで古文書に対する興味はあったのですが、中々古文書の中身を読むことが出来ずにいた自分としては、絶好の機会だと思い参加することにしました。最初は小学読本という明治時代に小学校で扱われていた教科書を読むことから始め、これは現在の字体に似た物が多く比較的読みやすかったのですが、次に江戸時代に書かれた往来物と呼ばれる物を読んでいったのですが、この作品には余り馴染みのなかった変体仮名(今の平仮名の旧字体的な物で、現代の平仮名のように一音一字ではなく、一音についていくつもの字体があった)が多く使われている点でかなり苦労しました。
しかしゆっくり時間をかけ、又先輩方からのアドバイスを参考にしたおかげで今では変体仮名については大分読めるようなレベルに成長できました。そして今は漢字のくずし字を多く扱っている作品を読んでいる所なのですが、この漢字のくずし字というものがかなりの難所でして……慣れていくにはまだまだ経験(文脈上でその漢字が何かを類推したり、そもそも頻出の漢字をまだ覚えきれてなかったり。。)と時間が足りない模様です。この漢字のくずし字は今後じっくりと時間をかけて少しづつ習得できればなと思います。

ブログ用画像

ここまで古文書教室に入った経緯などについて書いて行きましたが、思った以上に書くことが多くなってしまったので古文書の魅力については次回の自分のブログ担当の回で書こうと思います。

では、改めまして今後ともどうぞ宜しくお願いします!