こんにちは。宮坂です。 今回で、『松嶋往来』は最後になります。 塩竈から松島へは海路で向かい、「扁舟に棹(さおさ)し八百八嶋(やおやしま)の眺望、誠にまつ嶋は扶桑第一の好風と賞し、爰に漂ひ」とその情景を描写しています。松島では、「御島崎」(雄島)から明月 ...
もっと読む
カテゴリ:古文書教室 > 松嶋往来
『松嶋往来』名所めぐり 2
こんにちは。みやさかです。名所めぐり1から引き続いて、『松嶋往来』の名所を紹介したいと思います。まずは多賀城跡です。本文には「多賀之古城、壺碑、恵美朝臣修造にして、天平宝字六年と有レ之」とあります。「壺碑」は歌枕ですが、江戸時代に多賀城跡から古碑が発見さ ...
もっと読む
『松嶋往来』名所めぐり 1
みやさかです。今回は、私たちが古文書教室で読んだ往来物の中から『松嶋往来』を取り上げたいと思います。これは、文化4年(1807)に仙台で出版された往来物です。当時の仙台には、国分町を中心に多くの本屋が存在し、往来物をはじめとして様々な本が出版されていました ...
もっと読む